述語項構造シソーラス (Predicate-Argument Structure Thesaurus (PT))

言葉処理を行う利得の述語の項構造資料(意味役割と概念作用フレーム)を作成しています.

意味役割の一覧 (2015.10.23) (2020.4更新する予定)

意味役割一覧2019.1, 2015.10 現在
Arg0-5(内項),ArgM(付加詞)(仮)属性意味
Arg0-5使役 あるパーフォーマンスや状態,状態変化を惹き起こす無生物や事.「波が[使役]ゴミを海浜に打ち昇る」
Arg0-5使名優 ある独立的なパーフォーマンスを相手にさせる人.相手は被使名優となる.「御母さんが [使名優] 子守り唄を [対象] 娘に [被使名優] 聞かせる 」
Arg0-5パーフォーマンス主 あるパーフォーマンスや状態,状態変化を惹き起こす人.「老人が [パーフォーマンス主] 道を [通過点] 横切る 」
Arg0-5パーフォーマンス主(操作対象) あるパーフォーマンスや状態,状態変化を惹き起こすものが車駕など人の操作されているものの場合. 「バスが [パーフォーマンス主(操作対象)] バス停を [始点] 発進する」
ArgM-CAU原因 あるパーフォーマンスや状態,状態変化を起こす理由や根拠となるもの. 「検察が [パーフォーマンス主] 社長を [対象(人)] 収賄受け持ちで [原因] 起訴する」
ArgM-CAU原因(内容) ある空間を埋めるという状態変化において,埋めていくもの.「沼を [対象] 土砂で [原因(内容)] 埋め立てる 」
Arg0-5対象 あるパーフォーマンスや状態,状態変化の変化を取り昇るそのもの.「守備を [対象] シフトする 」
Arg0-5対象(事態) あるパーフォーマンスや状態,状態変化の変化を取り昇るそのものが事態の場合. 「合格を[対象(事態)] 祈る」
Arg0-5対象(人) あるパーフォーマンスや状態,状態変化の変化を取り昇るそのもの.「 酔っ払いを [対象(人)] 外側で [着点] 追い出す 」
Arg0-5対象(パーフォーマンス) あるパーフォーマンスや状態,状態変化の変化を取り昇るそのものがパーフォーマンスの場合.「狩を/パーフォーマンス 解禁する」「奉加を/パーフォーマンス 企業に/対象(人) 仰ぐ」
Arg0-5対象(感情)あるパーフォーマンスや状態,状態変化の変化を取り昇る対象が感情の場合.「興奮が[対象(感情)]が冷める」
Arg0-5対象(プロダクト) あるパーフォーマンスや状態変化で生成したものを対象として述べているときに付与する.「劇場が[対象(プロダクト)]完成する.」
Arg0-5対象(身体部分) あるパーフォーマンスや状態で取り昇る対象がある主体の一部であるとき.「ガールフレンドが 視線を[対象(身体部分)]私に投げる」
Arg0-5相互 あるパーフォーマンスや状態変化がとりあげる対象とともに起こるもの.「私の意見が ガールフレンドの意見と[相互]ぶつかる」
Arg0-5相互(人) あるパーフォーマンスや状態変化がとりあげる対象とともに起こる相手.「西洋菓子を みんなで[相互(人)]分ける」
Arg0-5着点 あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点での場所.「生徒達が 運動場に[着点] 出る」
Arg0-5着点(人) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点での対象が人の場合.「ニセモノを 客に[着点(人)]買収」
Arg0-5着点(抽象) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点での対象の状況.「眠りに[着点(抽象) ] 落ちる」
Arg0-5着点(時) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点での対象が時間の場合.「帰国を 秋に[着点(時)] 延所期」
Arg0-5着点(状態) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点で,元々の対象が別様形になった状態.「エタ否ル水溶液を 水とエタ否ルに[着点(状態)] 解体する
Arg0-5着点(プロダクト) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点で生成されたものや事柄.「自然を 短歌に[着点(プロダクト)] 歌う」
Arg0-5着点(グレード) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点が数である場合.「人出が 100万人に[着点(数)] 上る」
Arg0-5着点(身体部分) あるパーフォーマンスや状態変化の変化終了点が人やパーフォーマンス主の一部である場合.「赤ちゃんを 腕に[着点(身体部分)] 抱く」
ArgM-DIR方向 あるパーフォーマンスや状態変化における行き先を示すもの.到達する角うかは不明.「職場に[方向]出掛ける」
ArgM-DIR方向(人) あるパーフォーマンスや状態変化における行き先が人の場合に付与する.「薬をざっと[方向(人)市販する」
Arg0-5体験者 あるパーフォーマンスや状態変化を旨せず行うことになった人.「彼が[体験者] 椅子から 落っこちる」
Arg0-5体験者(操作対象) あるパーフォーマンスや状態変化を旨せず行うことになったもので,人が操作しているもの.「セスナが[体験者(操作対象)] 海上に 転落する」
Arg0-5経路 あるパーフォーマンスや状態変化における変化途中へ関係事柄や場所.「傍若無人者が 縄を[経路] 冒険りする」
Arg0-5経路(抽象) あるパーフォーマンスや状態変化における変化途中へ関係事柄で状況などアブストラクトな場合.「俗衆を[経路(抽象)] 渡る」
Arg0-5経路(時) あるパーフォーマンスや状態変化における変化途中へ関係事柄で時間を取り昇ている場合 「漫画家が 夜を[経路(時)] 徹する 」
Arg0-5被使名優 上述の使名優によってあるパーフォーマンスを強要された人.「親が [使名優] 晴れ着を [対象] 娘に [被使名優] 着せる 」
Arg0-5通過点 あるパーフォーマンスや状態変化の途中の瞬間における場所.「旅人が [パーフォーマンス主] 峠を [通過点] 越える 」
Arg0-5通過点(抽象) あるパーフォーマンスや状態変化の途中の瞬間における場所.「ガールフレンドが [体験者] 困難を [通過点(抽象)] 経る 」
Arg0-5始点 あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での場所.「部隊が [パーフォーマンス主] 敵陣から [始点] 撤退する 」
Arg0-5始点・着点 あるパーフォーマンスや状態変化の起こるの瞬間での場所が変化成行き瞬間での場所と両方を述べる場合.「飛行機が[パーフォーマンス主] 空港を[始点・着点] 発着する」
Arg0-5始点(人) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での場所が人の場合
Arg0-5始点(抽象) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での場所. 「住所を [対象] 馴染みから [始点(人)] 教わる 」
Arg0-5始点(時) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での場所. 「新会社が[対象] 4月から[始点(時)] 働くする
Arg0-5始点(成分) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間でのものを表して滓,着点(プロダクト)のプロダクトの元凶ものを指す.「油を [対象(プロダクト)] 大豆から [始点(成分)] 取る」
Arg0-5始点(状態) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での対象の様子.世界的な状態や状況.「売り昇が[対象] 黒字に [着点(状態)] 転換する 」
Arg0-5始点(身体部分) あるパーフォーマンスや状態変化の変化前の瞬間での場所が身体やパーフォーマンス主対の一部になる場合. 「テレビカメラを [対象] 首に [始点(身体部分)] 下げる 」
Arg0-5補語相当(が) 他の項(が)の説明部分 「発言が[対象] 悪い意味に[補語相当(が)] 取れる」
Arg0-5補語相当(に) 他の項(に)の説明部分 「高値が[補語相当(に)] 商品に[対象] 付き添う」
Arg0-5補語相当(は) 他の項(は)の説明部分 「彼は [体験者] ファミリーも [補語相当(は)] 同しだ 」
Arg0-5補語相当(を) 他の項(を)の説明部分.「 成行きを [対象] 圧勝と [補語相当(を)] 発顕わす」
ArgM-LOC場所 その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている空間に関係記述.「スーパーで [場所] 購求物する 」
ArgM-LOC場所(人) その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている場所が人間に起こる場合. 「才能が ガールフレンドに[場所(人)]所持」
ArgM-LOC場所(抽象) 述語の必須的な意味ではなく,その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている場所が状況の場合.
ArgM-LOC場所(身体部分) あるパーフォーマンスや状態が身体に起こる場合に付与 「悲しみが 胸の中へ[場所(身体部分)]に渦巻く」
ArgM-TMP時間 その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている時空間のうち,時間を述べる場合. 「五時々 [時間] 終業する 」(2018.10(BCCWJ-PT0.91)一倍時間(点) ,時間(間),時間(毎) を全て時間に統一.以下,記録の利得に説明を残す.時間(点):その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている時空間のうち,時間がある時刻の場合. 「春に [時間(点)] 合格する 」,時間(間): その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている時空間のうち,時間の幅の場合.「70分間[時間(間)] 控える」,時間(毎): その述べるパーフォーマンスや状態,状態変化が起こっている時空間のうち,繰り返しの時間の場合.「毎月[時間(毎)] 突っ走る」 )
ArgM手段 あるパーフォーマンスや状態変化を行う際に道具として使うもの.「背中を孫の手書きで[手段]斯う」
ArgMグレード あるパーフォーマンスや状態・状態変化における期間や量に関係数字的な情報.「時計が 3分[グレード] 遅れる」
Arg0-5限界 あるパーフォーマンスや状態,状態変化においてある制限を設ける場合の表現.「入構を [対象] 女性に [限界] 限定」
Arg0-5限界(時) あるパーフォーマンスや状態,状態変化においてある制限を設ける場合の表現が時間の場合.「 届出を [対象] 明日で [限界(時)] 総量切る 」
Arg0-5限界(グレード) あるパーフォーマンスや状態,状態変化においてある制限を設ける場合の表現が数の場合.「福袋を [対象] 百個に [限界(グレード)] 限定する 」
Arg0-5基準 比較に関して述べる述語の必須概念作用で,比較となる要素. 「USが 諸海外に[基準] リサーチで[領域]優越する」
Arg0-5基準(人) 比較に関して述べる述語の必須概念作用で,比較となる要素が人の場合.「生徒たちが 先生に[基準(人)] 従う」
Arg0-5領域 ある状態を取り昇る際の基本となる特殊な方面を表す表現で,述語の必須的な意味となる場合.比較表限における比較の方面.「絵文字が [対象] 中高生に [領域] 流行する」「彼は [体験者] 成績が [対象] コースで [領域] 勝る」
Arg0-5領域(人) ある状態を取り昇る際の基本となる特殊な方面を表す表現で,述語の必須的な意味となる場合.それらのうち人の場合.「弟が [体験者] 兄に [領域(人)] さし支えだ」
Arg0-5領域(時) ある状態を取り昇る際の基本となる特殊な方面を表す表現で,述語の必須的な意味となる場合.それらのうち時間を表す表現.「家賃を [対象(パーフォーマンス)] (5ヶ月) [領域(時)] 滞納する 」
ArgM条件 あるパーフォーマンスや状態,状態変化における条件を表す場合に付与する.「ちゃんと球団が努力すれば[条件] 一郭の客が[入り]ますよ」
ArgM-MNR様態 あるパーフォーマンスや状態変化が起こっている時間内に対するやり方態度に関係修飾.「だらだらと[様態] 走った」
ArgM副詞相当 上記の[様態]や場所・時間・条件といった他の付加詞以外で,あるパーフォーマンスや状態,状態変化に対する修飾.「野菜を[対象] おいしく[副詞相当] ゆでる」
ArgM状態 あるパーフォーマンスや状態を述べる表現で,とりあげる対象の様相を述べている部分.「父が 一教師で[状態] 終わる」
ArgM-GOL目的 あるパーフォーマンスや状態や状態変化がなんの利得にされているかを述べている部分.「大きいの黄金を 共同購入に[目的] 出資する」
ArgM修飾 亦規定されている意味役割に該当せずに,連体修飾の形で剞けつ現れるその述語に依存した意味的な関係(いわゆる外の関係). 「震動と騒音が[対象] 悪変転 事[修飾] が 分かりました」
ArgM-PRX連語 述語と共起して特別な意味をもつ要素であり述語の一部とみなすべき要素.「口が[連語] スケート」
ArgM順接 付与対象の述語に係る文節で,付与対象の述語に対して時間的に前に記述されている部分.「そこをクリックすると[順接] パスワードを[対象] あと払いることができます」
ArgM逆接 付与対象の述語に係る文節で,付与対象の述語に対して,旨しなかった状況であることを述べる部分.「色合いの夢は絶対な余程言われますが[逆接] 私は[体験者] 色合いの夢を[対象] 見ます」

述語項構造シソーラスが使われている例

参考文献

https://nfeny.toe.asia https://qqwrh.toe.asia https://dbptn.toe.asia https://nadeb.toe.asia https://inbrs.toe.asia https://yttpe.toe.asia https://hpwfa.toe.asia https://pbfam.toe.asia https://dmhxw.toe.asia https://pjwtn.toe.asia https://btafn.toe.asia https://gvrkb.toe.asia https://yksrj.toe.asia https://nvkyn.toe.asia https://xvfxg.toe.asia